京産大が15大会ぶり4強入り FB竹下の逆転PGで1点差勝利 因縁の相手、日大にリベンジ

[ 2021年12月26日 13:20 ]

ラグビー全国大学選手権準々決勝   京産大27―26日大 ( 2021年12月26日    埼玉県熊谷市・熊谷ラグビー場 )

<日大・京産大>日大に勝利し笑顔を見せる京産大・竹下(左)ら(撮影・西尾 大助)
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 関西王者の京産大が27―26で日大を破り、15大会ぶりの4強を決めた。6メートル以上の強風が吹き荒れた風下の前半に先手を取った。9分、WTB船曳が右サイドをこじ開けて先制トライ。19分には、SH広田が敵陣22メートルでできたラックから自ら仕掛けて中央に飛び込み、12―0とリードした。

 15―7で入った後半は、堅実な攻め。PGで得点を重ねた。前半から多かった反則が後半も止まらず、ラインアウトからのモールで崩されて3本立て続けにゴールラインを割られて残り10分で逆転を許したものの、2点を追う36分に、FB竹下がこの日5本目のPGを決めて逆転勝ちした。

 2年前も同じ会場で日大と対戦し、5点差で敗れていた。当時、スタメン出場をして悔しさを味わったCTB堀田は「同じ相手。最後に借りを返すときが来た」とリベンジに燃えていた。チーム一丸で体を張り、日大のパワフルなアタックを封じたのも勝因。今度は1点差で勝利した。

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