羽生 26日男子フリー、前人未到4回転半へ 謙信演じる「天と地と」向け調整

[ 2021年12月26日 05:30 ]

フィギュアスケート 全日本選手権第3日 ( 2021年12月25日    さいたまスーパーアリーナ )

26日のフリーに向けて練習する羽生(撮影・小海途 良幹)
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 北京五輪代表3枠を争う男子フリーは26日に行われる。SP首位の羽生結弦(ANA)は、25日の公式練習で前人未到の大技クワッドアクセル(4回転半)に10度トライ。回転が抜けたのが6回、転倒3回、両足着氷1回。この日は、今大会の最大のミッションである初成功はならなかったが、戦国時代の武将・上杉謙信を演じるフリー「天と地と」へ調整を進めた。

 そのフリー曲かけでは4回転半を組み込んだ最終形を公の場で初披露。夢の大技は転倒したが、他のジャンプを全て降りるなど準備は進んでいる。「望みを捨てずに、諦めずに、しっかりやっていきたい」。2年連続6度目の頂点も懸かる最終滑走の羽生は午後9時3分に登場する。

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