羽生結弦、4回転半で94年ぶり五輪3連覇狙う「成功させつつ、その上で優勝目指して」

[ 2021年12月26日 23:25 ]

フィギュアスケート全日本選手権最終日 ( 2021年12月26日    さいたまスーパーアリーナ )

<全日本フィギュア最終日>会見に臨む(左から)宇野昌磨、羽生結弦、鍵山優真、小松原美里、坂本花織、小松原尊、河辺愛菜、樋口新葉(撮影・小海途 良幹)
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 男子フリーが行われ、14年ソチ、18年平昌と五輪連覇の羽生結弦(ANA)が211・05点をマーク。合計322・36点で2年連続6度目の優勝を飾り、3連覇が懸かる22年北京五輪の代表に決まった。

 代表発表会見では、初めて五輪3連覇への意欲を口にした。「出るからには、勝ちをしっかりとつかみとってこられるように。もちろん1位を目指してやっていきたい」。五輪3連覇を達成すれば1920、24、28年を制したギリス・グラフストローム(スウェーデン)以来、94年ぶりの偉業となる。

 もちろん、勝つためにクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を封印するつもりはない。「4回転半へのこだわりを捨てて勝ちにいくのであれば、他の選択肢もいろいろあるとは思う。ただ、自分がこの北京五輪というものを目指す覚悟を決めた背景にはやはり、4回転半を決めたいという思いが一番強くあるので、4回転半をしっかり成功させつつ、その上で優勝目指して頑張っていきたい」と闘志を高めた。

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