古江 逆転五輪切符へ2差4位発進 V絶対条件「やることハッキリしてますから」

[ 2021年6月25日 05:30 ]

女子ゴルフツアー アース・モンダミンカップ第1日 ( 2021年6月24日    千葉県 カメリアヒルズCC=6639ヤード、パー72 )

17番、ティーショットを放つ古江彩佳
Photo By 代表撮影

 東京五輪の女子日本代表を決める最後の戦いが幕を開けた。五輪争いで3番手の古江彩佳(21=富士通)が67をマークし、首位に2打差の5アンダー、4位と逆転切符へ優勝しかない状況で上々のスタートを決めた。単独3位以上で古江を上回る五輪争い2番手の稲見萌寧(21=都築電気)は73とスコアを崩し、1オーバーの76位と大きく出遅れた。菊地絵理香(32=フリー)が7アンダーで首位に立った。

 引き締まった表情でフェアウエーを歩いていく。

 「やることはハッキリしてますから」

 開き直って腹を決めた古江のゴルフはさえていた。出だしの10番ではフェアウエー左の深いラフから残り165ヤードを8Iを短く持って払い打ち。グリーン手前から40ヤード近いランを使ってピン左1メートルに運んで狙い通りのバーディー発進を決めた。中盤の4番ではグリーン奥のカラーから7ヤードのバーディーパットで沈めて中押し。終盤の8番でもピン奥から下り7メートルのパットを決めてこの日7個目のバーディーを奪った。

 9試合ぶりのトップ5発進。東京五輪代表争いに焦点が当てられるようになったこの約2カ月、気持ちが空回りして思うようなゴルフができなかった。先週のニチレイ・レディースはついに今年自己ワーストの48位。だが、土壇場まで追い詰められた今週は気持ちの向く先を五輪から昨年のこの大会に転換。「悔しい思いをしましたからリベンジのつもりで」。首位に3打差の2位で最終日を迎えながら74を叩いて17位に沈んだ苦い記憶を塗り替える作業に没頭することで五輪からの呪縛を振り払った。

 19年10月の富士通レディースでは史上7人目のアマチュア優勝。約2週間後に迫っていた最終プロテスト前最後の機会を生かしてプロ転向を果たした。

 「このスタートダッシュはそこそこ良かったと思います。自分らしいプレーで楽しくラウンドできれば」。プラン通りの滑り出し。土壇場に強い古江がここからさらにギアを上げていく。

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