アマチュアの「強い味方」として話題の1W

[ 2021年6月25日 05:30 ]

日幸物産から発売中の1W「DIRETTO(ディレット)Op.2」
Photo By 提供写真

 創業55周年を迎えた日幸物産から1W「DIRETTO(ディレット)Op.2」が発売中。カスタムパーツメーカーのパイオニアによる自信の一本がアマチュアゴルファーの「強い味方」として話題を呼んでいる。

 アマチュアに多いミスとしてプッシュアウトやスライスが挙げられる。「ディレットOp.2」は無理にスイングを変えなくても自然に大きく飛ばせるように「新発想&コンセプト」のもとに開発。開発を担当した松浦真也氏は「進化のポイントはフェース面にあると思います。最大の反発係数や飛距離を求めるため、極限までフェースを薄くしました」と説明する。

 特にフェース近くの「ディープトレンチ」(深い溝)による、たわみ易い構造に注目。フェース下部でヒットした時のスピン量を軽減し、ふけ上がりを防止して飛距離ロスを防ぐ。フェース素材には高級チタン素材「DAT55G」を採用。爽快な打感と強度アップによる薄肉化を実現し、ルールギリギリの反発力が可能に。より遠くへボールを飛ばすことができる。

 そして、専用シャフトがあることもうれしい限りだ。軽さを追求しながら、シャフトの粘りと走り感を両立するため中間部~先端に高弾性率カーボンシートを採用。これにより、軽いながらもインパクト負けしないだけでなく、タイミングが取りやすく手応えのある打感とボール初速を向上させる理想のシャフトが完成した。

 ウエートはステンレスの8グラムで、ややシャフト寄りに装着し操作性をアップ。最適な重量バランスを実現した。ホーゼルの差し込みは40ミリと長くすることでヘッドが余計な動きをしにくくひっかけや曲がりを防止。洋ナシ型のヘッドは高級感のあるマット仕上げで、構えた瞬間にボールをつかまえて真っすぐ飛ばすイメージと、右手でつかまえにいくイメージを持たせている。

 大手メーカーのクラブとは異なる目線で開発された1W。スイングに悩み、コースではなくクラブと格闘してしまいがちなゴルファーに手に取ってもらいたい逸品だ。

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2021年6月25日のニュース