バレー女子日本代表、トルコに敗れ4位でNL終戦 荒木は五輪へ手応え「成長させてもらえた」

[ 2021年6月26日 01:08 ]

バレーボール ネーションズリーグ(NL)女子決勝トーナメント   日本0―3トルコ ( 2021年6月25日    イタリア・リミニ )

バレーボール女子日本代表の荒木絵里香
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 3位決定戦が行われ、世界ランキング4位の日本は同5位のトルコに0―3とストレート負けを喫し、4位に終わった。東京五輪前ラストとなる国際試合を白星で飾ることはできずに今大会が終了。今後は1カ月を切った本番へ最終段階に突入する。

 3位を懸けて挑んだが力及ばず、ミドルブロッカーで主将の荒木絵里香(36=トヨタ車体)は「勝って終わりたかったし、悔しいゲーム」と肩を落とした。第1セットを19―25で落とすと、第2セットは16―25、第3セットは17―25で奪われた。

 トルコに対しては今大会1次リーグでは勝利するも、この日はメンバーを入れ替えてきた相手の勢いを止めることはできず。「新しい選手に対応できなくて、自分たちのサイドアウトが切れないところからリズムを崩してしまった」と反省した。

 この試合で、ネーションズリーグの全日程が終了。16チームで1回総当たりの1次リーグから、約1カ月間を戦い抜いた。感じた手応えもある。「タフな大会で、チームとして成長させてもらえた」。主将の視線の先にあるのは、夏の大舞台。今後は代表12人が発表され、直前合宿を経て五輪へ向かう。今夏で、自身4度目の祭典を迎えるベテランは「五輪でさらに、良くなれるようにしたい」と語った。

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2021年6月25日のニュース