逆転劇の山本草太、研ぎ澄まされた闘争心「このままでは終われない」西日本選手権

[ 2020年10月31日 15:59 ]

フィギュアスケート西日本選手権第2日 ( 2020年10月31日    京都・京都アクアリーナ )

<西日本フィギュアスケート選手権第2日>男子フリー、優勝した山本草太(撮影・小海途 良幹)
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 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の山本草太(20=中京大)が全体トップの144・15点をマーク。合計221・22点で逆転での初優勝を果たした。

 きらびやかな衣装で「ドラゴン」を舞い、サルコー、トーループの4回転2種3本に3回転半2本という高難度の構成にチャレンジ。後半の4回転トーループで転倒するなどミスもあったが、スピン、ステップを最高のレベル4でそろえて力強く滑りきった。「本当に勝ちたいという気持ちで来た。昨日、このままでは終われないと思って。後半乱れてしまったけど、前半は何とかそろえて踏ん張った演技かなと思います」と話した。

 16年2月のユース五輪で金メダルを獲得したが、同年3月の世界ジュニア直前にトリプルアクセルで転倒して右足首を骨折。3度の手術を余儀なくされた。「ケガしてから結果を取れる自信を失っていた」と語る。いつからか結果を貪欲に求める闘争心を忘れていた。今季は大学を休学し、練習拠点を関西に変更。「ひたすら練習で逃げずに諦めずに努力する思い」で汗を流し、西日本を制した。

 上昇気流に乗った山本は「最近は自分に自信を持てるようになってきて、怖いものがなくなってきた」と言う。真価が問われるのは12月の全日本選手権。「どの選手が出るか、どういう大会になるか想像はつかない。西日本でトップを取れたので、勝ちたい気持ちを大事に少しでも怖い存在だと見せられるように毎日の練習を頑張りたい」。来る大舞台に向け、山本は「結果」という大きな収穫を持ち帰った。

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