NBAの労使双方が交渉期限を1週間延期 来季開幕日の決定も難航か?

[ 2020年10月31日 13:39 ]

レイカーズの優勝で幕を閉じた今季のNBAファイナル(AP)
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 NBAと選手会の交渉が30日に行われ、来季以降の運営に必要な労使協約の交渉期限を11月6日まで延期することで合意した。

 今季のNBAは新型コロナウイルスの感染拡大で3月中旬に中断。7月末からフロリダ州オーランドで22チームによってシーズンを再開させたが、ファイナルでレイカーズの優勝が決まるまで無観客で試合を実施しており、結局15億ドル(約1575億円)の減収となった。

 この結果、経営側から見れば来季のサラリーキャップ(チームの年俸上限)などを変更もしくは据え置きにせざるをえない状況で、これに対して選手会側がどう対応するのかが注目されている。

 来季の日程を決めるにはまず労使協約の合意が必要だが、仮に合意に達したとしても開幕日をめぐって双方は対立。5億ドル(約525億)の収益が見込まれる「クリスマス・ゲーム」を実現させるために経営側は12月22日から72試合制(本来は82試合)での開幕を望んでいると伝えられているが、スポーツ専門局のESPNの取材を受けたペイサーズのガード、マルコム・ブログドン(27)は「選手のほとんどはMLKデー(キング牧師誕生日=来年1月18日)の開幕を望んでいる」と発言。本来10月に開幕するはずのシーズンをいつ始めるのかという問題は未解決のままだ。

 1月18日の開幕では10億ドル(約105億円)の損失につながるという見方があり、さらにシーズン閉幕が8月以降にずれこむために東京五輪に選手を派遣することは不可能。五輪を中継するテレビ局との兼ね合いもあって多くの“重荷”を背負うことになる。

 現時点で交渉が合意に達しても、FA選手の契約などの手続きにかけられる時間が限られており、10月11日にレイカーズの優勝で幕を閉じたNBAの来季は依然として不透明のままだ。

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