渋野、4カ月ぶり国内復帰戦でホールインワン!「持ってる」しぶこをアピール

[ 2020年10月31日 05:30 ]

女子ゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディース第1日 ( 2020年10月30日    埼玉県 武蔵丘GC=6585ヤード、パー72 )

8番ホールでホールインワンを達成し驚きの表情を見せる渋野日向子(撮影・西尾 大助)
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 海外遠征から復帰した渋野日向子(21=サントリー)が8番でホールインワンを達成した。18年6月のアース・モンダミンカップ第1R以来、プロでは2度目。この日はイーブンの72で32位だったが、4カ月ぶりの国内戦で「持ってる」しぶこをアピールした。勝みなみ(22=明治安田生命)がボギーなしの5バーディー67で回り、首位に立った。

 復帰初戦の「あいさつ代わり」は会心のエースだった。1アンダーで迎えた160ヤードの8番パー3。81を手にした渋野の第1打はフォローの風に乗ってピン手前2・5メートルに落ちると2バウンドしてカップに収まった。視界では確認できなかったが、無観客の中で耳に伝わる「コロン!」の音色で確信に変わった。「ピンより奥に行っても良いと思っていたけど、まあうまいこといってくれて。ギャラリーさんがいないからこそ聞こえる音なのかなって凄い不思議に思いました」。同組の小祝も「距離感もちょうど良かったし、あのピン位置で入れるのは凄い」とうなった。

 2年ぶりのホールインワン。スーパーショットの伏線は同じパー3の4番の失敗にあった。第1打をグリーン手前にショート。「ティーを刺して打った時にかなり距離が違っていた。ティー刺さなくて良いわ、と思って地べたから打った」と冷静な判断で距離感のズレを修正した。

 国内でのプレーは4カ月ぶり。「18ホール全てで緊張があった」と明かす。後半はバーディーを奪えず、3パットのボギーが2度あるなど3つ落とした。「(強運を)持っているんじゃないかと思ったけど実力を思い知らされた」と反省するが、米ツアーで重要性を認識したコースマネジメントを徹底し「外してはダメというところにはほとんど行かなかった」と手応えはつかんだ。

 アマ時代を含めるとホールインワンは5度目。もっとも過去4度はいずれも予選落ちと苦い経験を味わっている。「4回失敗してるんで、さすがに今回は予選通過したい。ショットの感じは本当に悪くないので、明日(第2日)こそアンダーで回れるように頑張りたい」と渋野の闘志に火が付いた。

《ホールインワン アラカルト》
 ☆確率 日本女子プロゴルフ協会によると2011年からこの日の樋口久子・三菱電機レディース第1Rまでの国内ツアー出場全選手の総ラウンド数は94205・5。ホールインワンは157回。約600ラウンドに1回の確率となる。渋野はツアー単年登録した初ラウンドでホールインワンを達成した18年のアース・モンダミン・カップ第1Rから105・5ラウンド目で2度目。約53ラウンドに1回というハイペースだ。一般のアマチュアは3000ラウンドに1回などと言われている。

 ☆最多 88年のツアー制度導入後で今堀りつ、城戸富貴 金萬壽、塩谷育代、高村博美の5人が最多6回。ツアーメンバーで2回以上の達成者は127人。黄金世代では渋野のほか河本結、吉本ひかるが2度達成している。

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