内村航平は「偽陽性」新型コロナ感染していなかった 国際体操連盟が発表

[ 2020年10月31日 17:36 ]

内村航平
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 国際体操連盟(FIG)は31日、体操男子で新型コロナウイルスに感染したとしていた内村航平(リンガーハット)について、「偽陽性」だったと発表した。

 日本、米国、ロシア、中国が参加する11月8日の国際大会(東京・国立代々木競技場)に向け、東京都北区の味の素ナショナルトレセン(NTC)で合宿を行っていた内村は、28日にPCR検査を受け、29日に出た結果で陽性と判定されたとFIGの渡辺守成会長が緊急会見を開いて公表。内村は30日に再検査を受けていた。

 国際大会の医師団バックアップチームにより、30日に内村は3カ所でPCR検査を受け全ての検査結果が陰性。医師団は結果と無症状や経過を総合的に考慮し、「偽陽性」との最終結論に至った。都内病院は管轄の保健所に対し、内村の陽性届け出を取り下げる報告を行った。

 内村とNTCで合宿をしていた他の7選手やコーチらも30日の臨時のPCR検査で全員が陰性。国際大会は予定通り実施する方向となった。

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