4回転サルコー再挑戦の山下真瑚は6位「感覚的に凄いよくなっている」西日本選手権

[ 2020年10月31日 19:40 ]

フィギュアスケート西日本選手権第2日 ( 2020年10月31日    京都・京都アクアリーナ )

<西日本フィギュアスケート選手権第2日>女子フリー、演技をする山下真瑚(撮影・小海途 良幹)
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 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)6位の山下真瑚(17=中京大中京高)は全体6位の121・16点をマーク。合計も181・46点で6位だった。

 9月の中部選手権に続き、冒頭に4回転サルコーに挑戦。転倒してダウングレードとなったが、果敢な姿勢を貫いた。気を落とさずに、続く3回転ルッツ―3回転トーループ―2回転トーループを鮮やかに決めて流れに乗った。「4回転はいつも失敗するので、いつもと変わらず(自分に)“スピード落としちゃダメだよ”って言って。凄く楽しく自由に滑れた」と振り返った。

 試合前には樋口美穂子コーチに「(4回転)どうするの?」と問われ、「やります!」と即答した。中部選手権後は男子のチェン(米国)や鍵山、女子のトゥルシンバエワ(カザフスタン)らの映像で大技を研究。クリーンに降りてはいないが、「感覚的には凄いよくなっている」と自信を深めて再挑戦した。「軸がずれた。締めて転んだという感じです。(出来は)50%くらい」と振り返った。

 今後はNHK杯、全日本選手権と続く。大技4回転サルコーの習得については「とりあえず決められるように練習から失敗しないように、降りれるように練習したい」とし、「自分のできることを出し切ること、そして楽しく滑ること」と目標を口にした。

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