コロナ禍で柔道初の全国大会 「うれしく思う」井上監督も安ど

[ 2020年10月31日 20:26 ]

柔道講道館杯全日本体重別選手権兼全日本選抜体重別選手権第1日 ( 2020年10月31日    千葉ポートアリーナ )

試合間にマットを消毒する大会スタッフ
Photo By スポニチ

 新型コロナウイルス感染拡大後では、初の柔道の全国大会として開幕。無観客開催などの万全の新型コロナ対策の下、運営面では大きな混乱なく初日を終えた。大会を見守った日本代表男子の井上康生監督も「たくさんの方の支えで成り立った大会。初日が無事に終了できたことを、うれしく思う。また柔道の再開が見られ、うれしく思う」と述べた。

 例年と同じ時期の開催に向けては、全日本柔道連盟の大会事業委員会、医科学委員会が連係し、安全に開催できる方策を数カ月間掛けて協議。昨年までは約460人規模だった出場選手数は約240人に絞り込まれ、選手同行者も大きく絞られた。試合会場(マット)は例年の7から4に削減。1時間ごとにマットの消毒作業も実施された。

 報道関係者を含め、全会場入場者に2週間前からの健康チェック票の提出を求め、当日の入場時も消毒や検温が実施された。出場選手に対するチェックはさらに厳しく行われ、前日にPCR検査が義務づけられた。幸い、31日に行われた男女計7階級の出場選手に陽性者は出ず。医科学委員会の三上靖夫氏は「(大会中に)のべ2000人が訪れる。全員に健康チェック、行動制約をお願いした。そこが苦労した点」と述べた。

 開会式であいさつした全柔連の山下泰裕会長も、「コンタクト競技の柔道は感染リスクが高く、格段の配慮が求められるスポーツ」と指摘。その上で無事開催にこぎ着けた関係者に対し「心からの御礼を申し上げたい」と謝意を表した。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2020年10月31日のニュース