日大 最短の1年で上位リーグ復帰決める 前節復帰のDL宮川、フル出場で勝利に貢献

[ 2019年12月1日 21:41 ]

学生アメリカンフットボールBIG8最終戦   日大48―27桜美林大 ( 2019年12月1日    横浜 )

アメリカンフットボールの悪質タックル問題に揺れた日大が1部上位リーグ復帰を決め、桜美林大選手にあいさつするDL宮川泰介(右)
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 悪質タックル問題で1リーグ下位の「BIG8」に降格していた日大が、最短の1年で上位リーグ「TOP8」復帰を決めた。タックルの当事者で書類送検され、不起訴が決まったのを受けて出場自粛が解除されたDL宮川泰介(4年)は、前節17日の復帰戦に続き主力としてフル出場。試合終了間際には豪快なQBサックも見せ、勝利に貢献した。

 試合直後は喜びを抑えていたが、あいさつの際にスタンドから「宮川、ありがとう!」と多くの声援が送られると、思わず笑顔がこぼれた。世間を揺るがしたタックル問題からの1年半を振り返り「感謝の気持ちしかない。自分の弱さで多くの人に迷惑をかけてしまった中で、前を向いてできることをしてきた」と神妙な表情を浮かべた。一度は退部を決意しながら復帰し「復帰は間違ってなかったと思います。チームが日本一を目指せない状況を作ってしまった。責任を果たしたということはなく、段階を踏んだというくらい」と言葉を選んだ。騒動後の昨年9月に就任した橋詰功監督は「いろいろあった中で、やっと彼の人生がスタートできる。どんな大人になってくれるか、そっと見守っていきたい」と気遣った。

 21度の日本一を誇る日大は来季、3年ぶり甲子園ボウル出場を目指す戦いに挑む。2年前に同MVPを獲得したエースQB林(3年)は「もう一度はい上がれると信じていた。来年は(リーグ戦で)俺たちが戻ってきたことを見せたい」と意欲。橋詰監督は「手が届かないものではないと思う」と、次なる戦いを見据えていた。

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