関学大 ラストシーズンの鳥内監督へ会心の下克上で4年連続聖地!

[ 2019年12月1日 16:25 ]

学生アメリカンフットボール「甲子園ボウル」西日本代表校決定トーナメント決勝   関学大21―10立命大 ( 2019年12月1日    万博 )

<立命大・関学大>第1Q、タッチダウンを決める関学大・三宅(21番)(撮影・坂田 高浩)
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 会心の下克上で、関学大が4年連続の聖地だ。スタンドのカウントダウンが0になった瞬間、青いユニホームが波打った。立命大の野望を打ち砕く快勝劇。ラストシーズンの鳥内秀晃監督に、甲子園、東京ドームへ続く「花道」を用意した。

 3週間前のリーグ最終戦では、わずか13ヤードのゲイン。敗因の一つになったランプレーが背水の陣で復活した。第1Q、2度目のシリーズ。QBを置かないワイルドキャットフォーメーションが宿敵を少し困惑させた。直接ボールをハンドオフされたRB三宅昂輝(3年)が密集を抜け、すぐに独走態勢。71ヤードのTDランは、試合の方向性を決定づけた。

 「自分が走らなければ勝てないと思っている」

 エースの自覚はパフォーマンスとして表れた。続く8分過ぎ、敵陣37ヤードからの攻撃。再び背番号21がフィールドを駆け抜けた。2本目のTD。4年ぶりの甲子園ボウル出場へ、気持ちをMAXまで高めてきたライバルの心をへし折った。

 心身ともに、疲労は極限に達していた。今季から関西3位まで敗者復活の枠が広げられた影響で、前回の立命大戦→福岡での西南学院大戦→リーグ戦で2点差勝利の神大戦→立命大とのリマッチと4週連続のゲーム。「えげつない試練や。けど、これを乗り越えんと」。闘将の与えた宿題を、最後の教え子たちは満点の回答で返した。

 区切りとなる30回目の学生日本一を争う相手は、早大に決まった。2年連続の顔合わせ。苦境を乗り越えた学生王者が一回り多くなって、冬の甲子園に帰ってくる。

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