渋野日向子、逆転賞金女王ならずも「最後まで戦えたのは良かった」来年は東京五輪代表目指す

[ 2019年12月1日 16:33 ]

<LPGAツアー選手権リコー杯最終日>賞金女王を争った鈴木愛(右)と笑顔で握手する渋野日向子(撮影・沢田 明徳)
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 女子ゴルフツアーの今季最終戦、ツアー選手権リコー杯(優勝賞金3000万円)は1日、宮崎CC(6536ヤード、パー72)で最終の第4ラウンドが行われ、3打差の3位につけている賞金ランク3位の渋野日向子(21=RSK山陽放送)は古江彩佳(19=フリー)と同組で、午前10時32分にティーオフ。1番から9番までパーで折り返した。後半は10、11番をパー、12、13番で連続バーディーを奪ったが、14番パーの後15番でボギーを叩いた。16、17番はパー、18番はバーディーで締め、この日70、通算7アンダーで2位タイ、逆転での賞金女王はならなかった。ランク1位の鈴木愛(25=セールスフォース)が通算5アンダーの5位でホールアウトし、賞金女王となった。

 渋野は先週の大王製紙エリエール・レディースで今季5勝目(海外含む)を挙げ、賞金ランクトップの鈴木愛(25=セールスフォース)との差を約1511万円にまで詰めた。逆転賞金女王へは単独2位以内に入ることが条件となっていた。

 渋野の試合後インタビューは以下の通り。

――激動の1年が終わって。

 「本当に長かったなと思ったが、今日の最終ホールでバーディーが取れたので悔いはないです」

――今週は逆転賞金女王が懸かった試合だった。

 「最終的には4打差あった。まだ自分には早いのかなと。最後まで戦えたのは良かった」

――来年への抱負を。

 「今年、なかなか経験できないことをさせてもらった。来年の東京五輪に出るために、この経験を生かして3月から4ケ月間、(代表に)選ばれるように頑張りたい。選ばれたら金メダルを獲れるように頑張る」

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