石川遼 攻めのゴルフで7位浮上 奇跡の逆転賞金王へ望み

[ 2019年12月1日 05:30 ]

男子ゴルフツアー カシオ・ワールドオープン第3日 ( 2019年11月30日    高知県 Kochi黒潮CC=7335ヤード、パー72 )

逆転賞金王へ望みつないだ!5番、紅葉を背にティーショットを放つ石川遼(撮影・井垣 忠夫)
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 12位から出た賞金ランキング5位のホストプロ・石川遼(28=CASIO)が8バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの67で回り、首位と5打差を維持して通算10アンダー、7位に浮上。今大会と次週、日本シリーズでの連勝が絶対条件の逆転賞金王へ望みをつないだ。同ランク首位の今平周吾(27=フリー)は73とスコアを落とし、通算イーブンパーの59位に低迷。アンソニー・クウェイル(25=オーストラリア)が通算15アンダーで単独首位に立っている。

 ティーマークを160ヤード前に出した打ち下ろしの16番パー4。実測は310ヤード。ここで石川は賭けに出た。

 「リスクはあったんですけど、ドライバーを試してみたい感覚があったので」。迷うことなく手にした1Wを一閃(いっせん)。打球は向かい風に負けることなくピン左13メートルの地点で止まった。このチャレンジホールでワンオンに挑み、成功したのは32人中6人。ニアピン賞は石川だった。逆転優勝へ望みをつないだ上がり4連続バーディーの中で一番輝いていた手応え十分のショット。この一打が前日から喉の痛みと鼻水に苦しむ石川の気持ちを前向きにした。

 「ギリギリ(勝負が)分からないところで終われたんで。明日はもっと上位で試してみたい」。この秋、ZOZOチャンピオンシップなど米ツアー2試合に挑戦。身長1メートル72とほぼ同じ体格の18年全英オープンの覇者モリナリが20ヤード飛距離を伸ばしていた。世界のトップが実践する右手は背屈(手の甲側に折る)、左手は掌屈(手のひら側に折る)にすることでクラブフェースのローテーションを抑える飛んで曲がらないスイング。改造に取り組んでわずか1カ月での成果に心は弾んだ。

 本来の攻撃ゴルフを取り戻した石川が最終日も奇跡を目指してチャレンジする。

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