渋野日向子 2位タイで終了、逆転賞金女王ならず 今季最終戦ツアー選手権

[ 2019年12月1日 14:29 ]

<LPGAツアー選手権リコー杯最終日>子供と笑顔でハイタッチする渋野(撮影・沢田 明徳)
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 女子ゴルフツアーの今季最終戦、ツアー選手権リコー杯(優勝賞金3000万円)は1日、宮崎CC(6536ヤード、パー72)で最終の第4ラウンドが行われ、3打差の3位につけている賞金ランク3位の渋野日向子(21=RSK山陽放送)は古江彩佳(19=フリー)と同組で、午前10時32分にティーオフ。1番から9番までパーで折り返した。後半は10、11番をパー、12、13番で連続バーディーを奪ったが、14番パーの後15番でボギーを叩いた。16、17番はパー、18番はバーディーで締め、この日70、通算7アンダーで2位タイ、逆転での賞金女王はならなかった。

 渋野は先週の大王製紙エリエール・レディースで今季5勝目(海外含む)を挙げ、賞金ランクトップの鈴木愛(25=セールスフォース)との差を約1511万円にまで詰めた。逆転賞金女王へは単独2位以内に入ることが条件となっていた。

 第3ラウンドは終盤ショットが乱れて17、18番で連続ボギー。「ブチ切れた」と怒りを露わにしていたが「最終日は、最後まで諦めないことが大事。本当に今日(第3ラウンド)みたいなゴルフをしないように心がけたい」と今季最後のラウンドへ力を込めた。

 渋野の各ホール。

 【1番362ヤード パー4】2打目はピン奥5メートルに。バーディーパットは入らずパー

 【2番582ヤード パー5】グリーン左に3オンもバーディーパットは入らずパー

 【3番412ヤード パー4】ティーショットは右のラフに。2打目をピン横左4メートル。入らずパー

 【4番 358ヤード パー4】2打目はグリーン左奥へ。アプローチは50センチに寄せてパー

 【5番 194ヤード パー3】ティーグラウンドでモグモグタイム。ティーショットは左横のカラー付近。アプローチは左に切れる。パー

 【6番387ヤード パー4】2打目をピン奥6メートル。80センチオーバーも パーセーブ

 【7番387ヤード パー4】2打目をピン右2メートル。惜しくもバーディーパットを外しパー

 【8番185ヤード パー3】ティーショットは右10メートル。バーディーパットはショート。パー

 【9番490ヤード パー5】2オン狙うも右手前バンカーに。3打目があごにあたり脱出できず。4打目は1メートルに寄せてパーセーブ。前半は全てパー。首位と1打差の3位で折り返す

 【10番 341ヤード パー4】パー

 【11番 485ヤード パー5】パー

 【12番 140ヤード パー3】ティーショットを30センチにつけるスーパーショット。この日初バーディー

 【13番 495ヤード パー5】ティーショットを右のラフへ。2打目を花道付近までにつける。カップまで1メートルに寄せて連続バーディー

 【14番 383ヤード パー4】2打目はグリーン左手前のラフ。ピンまで50センチに寄せてパー

 【15番 413ヤード パー4】ピンまで残り157ヤードの第2打はグリーン奥のラフ。アプロートは2メートルショート。パーパットは右へ。痛恨のボギー。ペ・ソンウと4打差に

 【16番 171ヤード パー3】ティーショットを手前のラフ。6ヤードからのアプローチがわずかに外れる。パー

 【17番 317ヤード パー4】第2打はカップの手前4メートル。バーディーパットは手前で左に切れる。パー

 【18番 423ヤード パー4】2・5メートルのバーディーパットを決め、笑顔でフィニッシュした

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