佐藤悠基 福岡国際マラソン、2時間14分56秒で15位、35キロ過ぎに失速

[ 2019年12月1日 14:40 ]

<福岡国際マラソン>力走する佐藤悠基(左)と福田穣(撮影・岡田 丈靖)
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 東京五輪代表の最後の1枠が懸かるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)「ファイナルチャレンジ」を兼ねた福岡国際マラソンは1日、福岡市内の平和台陸上競技場発着で行われた。自己ベスト2時間8分58秒の佐藤悠基(33=日清食品グループ)は2時間14分56秒で15位だった。優勝は、2時間7分10秒のエルマハジューブ・ダザ(モロッコ)。

 第2集団でレースを進めていた佐藤は、35キロ過ぎに失速。36キロ地点で一時、歩くなどし一気にペースを落とした。3月の東京マラソンと福岡国際の2段構えで設定記録の2時間5分49秒切りを狙っており、今後は東京マラソンに向けて調整するとみられる。

 ファイナルチャレンジは男子(福岡国際、東京、びわ湖毎日)の対象3レースで設定記録の2時間5分49秒を切った中で、最も速いタイムを出した選手が3人目の代表に内定。突破者がいなかった場合、MGC3位の大迫傑(28=ナイキ)が五輪代表に内定する。

 ▽MGCファイナルチャレンジ 東京五輪マラソン代表の男女残り1枠を争う、来年3月までの国内男女各3大会。日本陸連の設定記録(男子=2時間5分49秒、女子=2時間22分22秒)を突破した最速選手が五輪出場権を獲得する。該当者がいない場合は9月のMGCで3位だった男子・大迫傑(ナイキ)、女子・小原怜(天満屋)が代表となる。対象レースは、男子が12月の福岡国際、20年3月の東京、びわ湖毎日。女子は12月のさいたま国際、20年1月の大阪国際、3月の名古屋ウィメンズ。

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2019年12月1日のニュース