藤本拓 福岡国際マラソン日本人最高の2位、五輪内定の設定記録には届かず「目標タイムには…」

[ 2019年12月1日 14:19 ]

<福岡国際マラソン>力走する藤本拓(撮影・岡田 丈靖)
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 東京五輪代表の最後の1枠が懸かるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)「ファイナルチャレンジ」を兼ねた福岡国際マラソンは1日、福岡市内の平和台陸上競技場発着で行われた。日本人招待選手の中で最速の2時間7分57秒の記録を持つ藤本拓(30=トヨタ自動車)が2時間9分36秒で日本人最高の2位に入った。優勝は、2時間7分10秒のエルマハジューブ・ダザ(モロッコ)だった。

 藤本は先頭集団でレースを進め、30キロ地点では2時間5分26秒のベストタイムを持つダザ(モロッコ)と一騎打ちの展開。しかし、ペースメーカーが外れた30キロ過ぎにダザに徐々に離された。ファイナルチャレンジは男子(福岡国際、東京、びわ湖毎日)の対象3レースで設定記録の2時間5分49秒を切った中で、最も速いタイムを出した選手が東京五輪の3人目の代表に内定するが、設定記録には届かなかった。突破者がいなかった場合、MGC3位の大迫傑(28=ナイキ)が五輪代表に内定する。

 藤本はレース後、「目標としていた記録には到達することはできなかったんですが、皆様のおかげでやりがいのあるチャレンジができた」と言い、「前半25キロまでは余裕を持っていけてたんですけど、ペースメーカーが外れて苦しくなるところで我慢できなかったかなあって思います」とレースを振り返った。そして「1秒でも長くトップ争いをしたいなと楽しみながら走った。すごい苦しかったんですが、沿道から“藤本頑張れ”“日本記録あきらめるな”と応援いただいて、あきらめちゃいけないなって前向きに走れた」と話した。

 ▽MGCファイナルチャレンジ 東京五輪マラソン代表の男女残り1枠を争う、来年3月までの国内男女各3大会。日本陸連の設定記録(男子=2時間5分49秒、女子=2時間22分22秒)を突破した最速選手が五輪出場権を獲得する。該当者がいない場合は9月のMGCで3位だった男子・大迫傑(ナイキ)、女子・小原怜(天満屋)が代表となる。対象レースは、男子が今回の福岡国際、20年3月の東京、びわ湖毎日。女子は12月のさいたま国際、20年1月の大阪国際、3月の名古屋ウィメンズ。

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