告発15選手が声明「区切りを迎えた思い」代理人弁護士が会見

[ 2013年3月16日 18:42 ]

 柔道女子日本代表での暴力指導問題を告発した選手15人の代理人、辻口信良弁護士は16日、大阪市で記者会見し「(日本オリンピック委員会=JOC=などの)調査の結果が生かされ、柔道界を含む全てのスポーツの現場から暴力やハラスメントがなくなることを願う。調査で一つの区切りを迎えた思い」とする選手の最後の声明を発表した。選手は会見に出席せず、氏名も公表されなかった。

 辻口弁護士と岡村英祐弁護士は代理人業務を終える。JOCなどの調査は終了し、告発から始まった選手側の動きは一段落した。

 声明は2月4日に続いて2度目。「お礼」と題され、JOCによる選手らへの聞き取り調査や問題を検証した全日本柔道連盟(全柔連)の第三者委員会への感謝もつづられた。

 辻口弁護士は「彼女らを突き動かした柔道への熱意、勇気、不安な状況でも失われなかった謙虚さと気配りに真の柔道家としての精神を見た」との談話を発表した。選手の意向を「目標である事情聴取をしていただき、早く柔道に専念したいと言っている。そういう意味での一区切りだ」と説明。岡村弁護士は「全柔連の人事がうんぬんではなく、選手はとにかく話を聞いてほしかったということ」と述べた。

 全柔連は18日に理事会を開き、組織改革など5項目の提言を含む第三者委の報告書を協議する。JOCは19日の理事会で全柔連への処分などを決める。

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