白鵬 初顔相手に15連勝 研究の成果で「猛牛」退治

[ 2013年3月16日 06:00 ]

白鵬が千代大龍を突き落としで下す

大相撲春場所6日目 

(3月15日 ボディメーカーコロシアム)
 白鵬が研究の成果を発揮し、唯一の無敗を守った。千代大龍のかち上げを警戒し、通常より仕切り線の後方で仕切ると、相手がもろ手で突いてきたところを右で張りながら右へ変化。「相手の力を逃がす反応です」。瞬時の突き落としで転がし、初顔の相手に15連勝とした。

 場所前には九重部屋に出向いて相手を研究。この日も「猛牛だ」と表現するなど相手の当たりに脅威を感じていたが、まさに闘牛士ばりの身のこなしだった。

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