元高見盛、振分親方が解説デビュー 気合注入VTR見て振り返る

[ 2013年3月16日 21:22 ]

本場所での解説者デビューを果たした元小結高見盛の振分親方。右は舞の海秀平氏

大相撲春場所7日目

(3月16日 ボディメーカーコロシアム)
 大相撲初場所を最後に引退した人気力士、元小結高見盛の振分親方が16日、大阪市内で開催された春場所7日目でテレビの放送席に座り、本場所での解説者デビューを果たした。

 取組開始前はVTRで現役時代を紹介され、代名詞の気合注入も振り返った。十両大喜鵬が気合を入れるポーズを受け継ごうとしていることには「ただの物まねや人気取りのためだったら、正直やめてほしい」と苦言を呈す場面もあった。

 幕内の最初に登場した若の里は同じ青森県出身で同い年。旭秀鵬を寄り切った昔の好敵手に「まだまだ(元気)。左四つで一気ですよ」と興奮気味だった。若の里は「子どものころからの長い闘いが、ようやく終わった感じ」と感慨に浸った。

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2013年3月16日のニュース