日馬から金星も…千代大龍が足骨折で休場、6連敗の栃乃若も

[ 2013年3月16日 12:33 ]

 大相撲東前頭2枚目の千代大龍(24)=本名明月院秀政、東京都出身、九重部屋=が足の骨を折り、同13枚目の栃乃若(24)=本名李大源、兵庫県出身、春日野部屋=は太ももを痛めたため、春場所7日目の16日に休場した。

 千代大龍は「右第2中足骨骨折で全治1カ月を要する」との診断書を日本相撲協会に提出した。今場所は横綱日馬富士から初金星を挙げたほか2大関を破ったが、師匠の九重親方(元横綱千代の富士)によると、6日目の横綱白鵬戦で負傷した。休場は新入幕だった昨年夏場所以来3度目。再出場はしない方針。

 栃乃若は「右大腿二頭筋筋断裂で約2カ月間の休業加療を要する」との診断書を出した。場所前から右太もも裏を痛めており、初日から6連敗だった。幕下時代の2009年春場所以来2度目の休場。

 2力士の7日目の対戦相手、阿覧と旭天鵬は不戦勝。今場所の十両以上の休場は4人となった。

 ▼千代大龍の師匠、九重親方(元横綱千代の富士)の話 白鵬戦で足をくじいた。骨折で(全治)1カ月の診断が出た。大変残念だけど、しょうがない。すぐ壊れる体。もっと鍛えなきゃいかんということ。

 ▼栃乃若の師匠、春日野親方(元関脇栃乃和歌)の話 (場所前の負傷が)ちょっと長引いている。安静にしなければいけないので、今のところ再出場は考えていない。来場所しっかり取れるようにしてほしい。

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2013年3月16日のニュース