藍、首位!“ケガの功名”米ツアー自己ベストタイ63

[ 2013年3月16日 06:00 ]

好スコアに笑みを浮かべる宮里藍

USLPGAツアー RRドネリー・ファウンダーズ・カップ第1日

(3月14日 米アリゾナ州フェニックス・ワイルドファイアGC=6568ヤード、パー72)
 宮里藍(27=サントリー)が“ケガの功名”で63と爆発した。むち打ちからの復帰戦でボギーなしの1イーグル、7バーディーで米ツアー自己ベストタイのスコアをマーク。2位に2打差をつけ昨年2月のホンダLPGA以来となる首位スタートを切った。有村智恵(25=日本ヒューレット・パッカード)は4バーディー、3ボギーの71で59位。上原彩子(29=モスフードサービス)はバーディーなしの3ボギーで75の116位と大きく出遅れた。

 負傷明けで練習もままならない。「自分としては徐々に良くなればいい」と思っていた。それが米ツアーの自己ベストに並ぶ63。宮里は「全く自分に期待していなかった。だから力が抜けて良かったのかもしれない」と“ケガの功名”の快進撃に笑顔を見せた。

 1番で5メートルのバーディーパットを沈め気分よく出ると、前半で3つ伸ばした。インではエンジン全開。14番パー3では6Uで90センチにつけるスーパーショットでバーディーを奪う。15番パー5では残り232ヤードから3Wで2オンに成功、6メートルをねじ込んでイーグルを奪った。後半で6つ伸ばし2位に2打差。昨年2月のホンダLPGA以来の単独首位発進となった。

 2月24日にタイで交通事故に巻き込まれ、むち打ちを患い1試合を欠場した。この2週間は十分に練習できなかったが、2年前に家を買ったアリゾナでリラックスした時間を過ごし、また11日はNBAも観戦し刺激を受けた。練習は思うようにできなかったが、その分、「当たり前のことが大事だと思った。ゴルフをできることがうれしい」とプレーを楽しめた。

 フェアウエーを外したのは2ホールだけでパット数は23。この日を見ればショット、パットがかみ合い死角はない。しかも、過去に米ツアーで63をマークした2試合(10年ホンダLPGA、トレスマリアス選手権)はいずれも勝っており、勝率100%のデータも後押しする。ただ、欲や気負いがマイナスに働くことも十分に理解している。残りは54ホール。「びっくりするくらい自分の中で期待が上がると思う。力を抜いて自分のペースでやりたい」と自らに言い聞かせた。
 
 ≪首位発進は8度目≫米ツアーでの宮里の首位発進は昨年2月のホンダLPGA以来8度目で、うち10年のセーフウェー・クラシックとトレスマリアス選手権で2度勝っている。また、63のスコアは10年のホンダLPGA、トレスマリアス選手権に続き3度目。なお、トレスマリアス選手権はパー73のため、18ホール最多アンダーパーはこの時の10。日本ツアーでのベストスコアも63で首位発進したのは5度、うち3試合で優勝している。

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