×

ニュータイプ食わせ餌で良型メジナ 今春発売「ハイブリッドクロス」 マルキユー研究室長が効果実証

[ 2026年1月18日 05:30 ]

藤原さんが釣り上げた37センチのメジナ
Photo By スポニチ

 【奥山文弥の釣遊録】メジナを釣りに静岡・熱海の磯へ行きました。同行者はマルキユー研究室長の藤原亮さん。東京都でまき餌が解禁になるまで二十余年間、一緒に三宅島で調査潜水をした人です。

 午前7時半に開始し、まずは藤原さんの釣りを見学。まき餌はマルキユーのグレパワーV9とオキアミを混ぜたもの。食わせ餌には同社のハイブリッドクロス(以下クロス)というニュータイプのものを使いました。オキアミを擦りつぶして特殊加工し、プリプリのゲル状に固めたという感じで、4月ごろ発売開始だそうです。

 ウキ下は3メートルほど。しばらくはクサフグの当たりに悩まされましたが、手のひらサイズのメジナのヒットを境に小型ながら本命の当たりが続きました。そして、30センチを超える尾長メジナが釣れたところで小休止。その後、筆者も参戦しました。

 餌はクロスのF2をメインに選択。「F」とは、フランス語で固さを表すフェルムの頭文字。コマセを入れてから仕掛けを投入すると、すぐに当たりがありました。スッポ抜けてしまいましたが、いきなりの反応でやる気が出ました。

 5投目ぐらいで手のひらサイズの本命がヒット。この大きさでもよく引くと感心しました。その後、30センチ弱のサイズを最大にポツリポツリと釣り上げて、満足度がどんどん高まっていきました。

 藤原さんは好調に釣り続け、25センチ級のカワハギもゲット。フグらしい当たりはいつの間にか完全になくなっていました。

 それにしても、このクロス、よく釣れます。スリットが入っている板状の製品で、手で簡単にちぎれ、ハリに刺しやすい一方、磯竿で普通に振っても、ちぎれて飛んでいくことはありませんでした。そして、餌取りに強い。今回、邪魔をしてきたのはフグとカワハギ。そろそろ餌がないなと思って仕掛けを上げてみると、まだハリに付いていることが度々ありました。

 時間はどんどん過ぎていき、午後に入ると、藤原さんに強烈な当たりがありました。玉網に収まったのは、37センチの良型メジナ。筆者もそんなサイズを釣りたいと、カワハギ対策でちょっと固めのF2・5のクロスで狙いました。粘っていると、カワハギを思わせるモゾモゾという当たりが続いた後、ウキが消し込まれました。

 合わせを入れると竿が大きくしなりました。これまでとは明らかに違う強い引き。ハエ根をかわして磯際まで寄せたところで、藤原さんが玉網ですくってくれました。35センチのメジナでした。それまでのメジナは全てリリースしていたのですが、これだけキープ。カワハギの肝あえと、脂の乗ったメジナを家族で楽しみました。

 クロスを使えるフィールドは海だけにとどまりません。大河川のニジマス狙いでも使ってみようと思います。
(東京海洋大学元客員教授)

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「騒動特集」特集記事

バックナンバー

もっと見る