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45センチ・バスで連敗7で止めた 難敵相手に今年3回目の挑戦で 東京・多摩川

[ 2025年2月16日 04:30 ]

48センチのバスをヒットした三治さんはこのサイズも「小さいと」というほどの大物狙い
Photo By スポニチ

 【奥山文弥の釣遊録】これまで何度も東京・多摩川の釣りについて紹介してきましたが、ブラックバスほど難しいと思ったことはありません。現在7連敗です。多摩川水系のブラックバスはオオクチバスとコクチバスの両方がいますが、以前は奥多摩湖などをはじめオオクチの方がたくさんいました。2004年5月の連休に初めて奥多摩湖でコクチを釣りました。

 翌05年に特定外来生物法が施行され、風評被害もありバス釣りから遠ざかりました。

 その後、多摩川でナマズ釣りにハマった時、随所で釣りをしましたがそのルアーやフライに掛かったバスは全てコクチでした。あるとき、筆者のルアーに52センチのコクチがヒットしました。当時多摩川ではバスの駆除をしていると聞いたことがありましたが、その場で殺すこともできず、ストリンガーにつなぎ生かしておきました。監視員が来た時にバスの処分をお願いすると「逃してやってくれ、ウチは駆除してないから。バス釣りの人も大事なお客さんだから」と言われました。

 環境省のサイトによると、特定外来生物法の目的は特定外来生物による生態系、人の生命・身体、農林水産物への被害を防止し、生物の多様性を確保、人の生命・身体の保護、農林水産業の健全な発展に寄与することを通じて、国民生活の安定向上に資すること、となっています。多摩川の生態系は一度人間がめちゃくちゃにしていて今いる魚たちはほとんどが移植魚ですから、魚類の多様性を気にすることはありません。

 今回のバス釣りは今年すでに3回目の挑戦。午前7時の気温はマイナス2度でした。ガイドが凍るか凍らないかギリギリです。筆者が到着するとすでに仲間の三治宏文さんがいました。

 2人とも早朝は何の反応もありませんでした。日が昇っても気温は上がらず、時間はどんどん過ぎていきます。お湯を沸かしてコーヒーで暖をとり、休憩しながらルアーを交換して投げました。今回もまたダメなのかと思い始めた午前11時過ぎ、最初のヒットが三治さんにありました。ソフトルアーをスプリットショットでキャストし、沈めていく途中で食いついたそうです。「大きくないです」とPE0・6号でファイトする三治さん。上げてみるとそれは立派な48センチでした。これを見て釣れないモードが一変しやる気が出た筆者。ソフトルアーがよく飛ぶように7グラムのオモリをつけてキャロライナリグにしました。

 何回かのキャストの後、根掛かりしてしまいました。それをはずすべくロッドをあおるとすぐにはずれ、それからリールを巻いてラインを張ると「ググン」と重い当たりがありました。合わせを入れるとギューンと重くなり引きが伝わってきました。

 この魚が筆者の今年の初バス、45センチでした。これまで7連敗していましたので、非常にうれしかったです。(東京海洋大学元客員教授)

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