宙釣りで45センチ級に夢中 GW明け大乗っ込み期待 神奈川・津久井湖

[ 2020年4月27日 07:08 ]

4月初旬から乗っ込みシーズンへ突入し、45センチ超の巨ベラも釣れる
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 【ヘラブナ大作戦】関東地方指折りの巨ベラ釣り場と言えるのが神奈川県津久井湖。春本番とともにデップリ抱卵の尺半級が乗っ込みを開始した。ゴールデンウイークから梅雨時にかけて2度、3度と例年以上に大乗っ込みが期待される。(スポニチAPC・上田 観水)

 津久井湖は、相模川をせき止めた多目的ダム。水位に変動があり、ヘラブナはこの動きに乗じて回遊する。

 好釣り場は、春の乗っ込みシーズンに道志川から流れ込むワンド状に開け、川柳や雑草が多い沼本地区や障害物の埋もれ立ち木、流木のある本湖・崖下などで尺半(45センチ)はおろかゴーマル級(50センチ)が大挙して回遊を始めるとあって竿を出す巨ベラ師もいる。

 しかし宅地造成の影響もあって、おか釣りポイントは減少傾向。満水時は足場の良い沼本地区がお薦めだ。

 沖めを回遊しながら産卵のチャンスを図るへラのモジリやハタキ(産卵)具合を確認してポイント設定、大釣りのチャンスを狙う。

 攻めは「乗っ込みは巣離れから底をはうように回遊する」とされる底釣りが一番だが、マブナやこれの交配種とされる半ベラ、ニゴイなども底に沈殿している餌を求めて活発にウキを動かし、この中からヘラ当たりを狙うことになる。

 産卵期を迎えるに従いタナを上げて回遊が始まるので、ヘラ釣りの王道とも言える宙釣りで本来の釣りを味わうことができる。

 近況を報告すると、4月初旬に秋ケ瀬ダムからの放水で満水となり、一気に乗っ込み態勢へ突入した沼本ワンド地区では柿の木下から島周り、地蔵下、道志川流れ込みの玉石~旧橋桁にかけて35~45センチ級がヘラ師の竿を曲げた。

 寸沢嵐から城山ダムにかけての本湖は水深が深いこともあって日赤、寺下、中沢ではモジリがあったが釣り人の姿はない。

 乗っ込みシーズンが6~9月にかけて一段落すると、稲作用水の需要や電力供給用で水位の変動が激しくなる。これに乗じて活発に回遊するが、沼本地区は水位次第だ。

 本湖はボート店の専用ロープがポイントとなり、水位に応じた長短の竿を使い底から宙釣りで尺半級が落ちベラ期まで狙える。

 ◎攻略法

 ヘラ釣りは「1にポイント2に餌。3、4がなくて5に仕掛け」といわれる。

 近年は釣り具の性能もよくなり釣れるも釣れないも仕掛け次第と筆者は考えている。

 関西で養殖された食用のフナだから、天然餌(生餌、プランクトンなど)より人造餌(サナギ、麩=ふ=など)を好む傾向がある。仕掛けの工夫(ハリ、段差等)で寄せポイントをつくることができる。

 ▼釣況 矢口釣具店=(電)042(784)0251。営業日などは要問い合わせ。

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