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ドローでの決定は初、柏以来史上2チーム目のJ1昇格即V

[ 2014年12月7日 05:30 ]

<徳島・G大阪>J1優勝を決め、遠藤(中央)がシャーレを高々と掲げ喜ぶG大阪イレブン

J1最終節 G大阪0―0徳島

(12月6日 鳴門大塚)
 【G大阪 優勝アラカルト】

 ▽史上最大の逆転 第14節(5月17日)終了時には首位(浦和)との勝ち点差は14。これまで逆転優勝したチームが首位に離された最大勝ち点差は05年G大阪の12。今回はこれを上回るJ史上最大の逆転優勝となった。

 ▽ドローでV 最終節は徳島戦で引き分けも、勝ち点で並んでいた2位の浦和が敗れ優勝決定。05年に現行の1シーズン制になってからは最終節での優勝決定は8度目だが、引き分けでの優勝決定は初めて。96年の1シーズンでは鹿島が敗戦(●0―5)で優勝した例がある。

 ▽J1昇格即優勝 昨季のJ2優勝からJ1へ再昇格して即優勝。11年の柏に次いで史上2チーム目の快挙だ。

 ▽FW出身監督 元Jリーガーの優勝監督はブッフバルト(浦和)ストイコビッチ(名古屋)森保(広島)に次いで長谷川監督は4人目。FW出身は少なく、ストイコビッチに次いで2人目だ。

 ▽W杯を挟んで別チームに W杯ブラジル大会による中断前(1~14節)までは4勝3分け7敗。1試合平均は1得点、1・4失点で16位だった。W杯中断明けの20試合(15~34節)では15勝3分け2敗。1試合平均は倍以上の2・3点、失点は0・6点と半分以下。攻守ともに変貌しての劇的Vだった。

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2014年12月7日のニュース