清水 執念ドローで残留「オリジナル10」のプライド守った

[ 2014年12月7日 05:30 ]

<清水・甲府>後半、ボールを競り合う清水・大前(左)と甲府・佐々木

J1最終節 清水0―0甲府

(12月6日 アイスタ)
 清水はホームで甲府に0―0で引き分け、自力でJ1残留を決めた。終盤に相手の猛攻を浴びたが、U―21日本代表GK櫛引政敏(21)が要所で好セーブを連発。7戦ぶりの完封でスコアレスドローに持ち込み、93年のJリーグ創設から所属する「オリジナル10」の名目を保った。チームは15位でシーズンを終了した。

 清水は甲府に0―0で引き分け、自力で残留を決めた。終始相手に主導権を握られゴールを脅かされたが、U―21日本代表GK櫛引が要所で好セーブを連発し、勝ち点1を獲得。大榎監督は「最後の5分は長かった。押し込まれる中でよく選手が耐えて頑張った」と安どの表情を浮かべた。

 櫛引は11月26日の天皇杯準決勝G大阪戦では5失点。前節柏戦でも3失点と大量失点が続いていたが、大一番で名誉挽回。「監督が継続して使ってくれたので結果を出さないと、と思っていた。感謝の気持ちでいっぱい」と頬を緩めた。「心中するつもり」で起用し続けた指揮官も「成長をうれしく思う」と称えた。

 第17節を終えて6勝3分け8敗の12位と低迷。7月30日にゴトビ前監督が解任され、ユース監督だった大榎監督が昇格した。新指揮官は就任2戦目の徳島戦(8月9日)で初勝利を挙げたものの、続く仙台戦(8月16日)から7戦勝ちなし(1分け6敗)と泥沼にはまった。監督交代後も4勝3分け10敗と大きく負け越し降格圏をさまよった。しかしシーズン終盤に向け結束を固め、土壇場で踏みとどまった。

 クラブは大榎監督に続投を要請する方針を固めている。指揮官は「来季は優勝争いに食い込めるようにしたい」と巻き返しを誓った。

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