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プレミア名門・ニューカッスル 今夏日本ツアー開催へ 対戦相手は浦和、横浜が有力

[ 2024年4月26日 04:00 ]

今夏に来日することが分かったニューカッスルの選手たち(AP)
Photo By AP

 イングランド・プレミアリーグの名門ニューカッスルが、今夏に日本ツアーを開催することが25日までに分かった。Jクラブとの親善試合開催のためで、複数のJリーグ関係者によれば、対戦相手は浦和と横浜が有力。浦和との一戦は7月31日に埼玉スタジアムで開催される見通しという。

 ニューカッスルはリーグ優勝4回、FA杯制覇6回を誇る名門。過去には70~80年代には2度のバロンドール(当時欧州最優秀選手賞)に輝いたイングランド代表FWケビン・キーガン、90~00年代に活躍した同FWアラン・シアラーら、そうそうたるスターや、日本人選手では神戸の元日本代表FW武藤嘉紀が在籍したことでも知られている。

 21年にはサウジアラビア資本が注入され、潤沢な資金力を生かして22年1月には9000万ポンド(約175億円)を費やし、Aマドリードからイングランド代表DFトリッピアーらを獲得。大型補強で臨んだ昨季は躍進し、4位でフィニッシュ。21年ぶりの欧州CL出場権を獲得した。

 今季は4試合を残して、15勝5分け13敗の勝ち点50で7位。2季連続欧州CL出場は厳しい状況だが、欧州カップ戦出場圏まで勝ち点3差と奮闘している。今夏はニューカッスルほか、三笘が所属するブライトン、神戸と対戦するトットナムなどプレミアの強豪が続々と来日予定。真夏の日本のピッチは、世界一流のプレーで大いに盛り上がりそうだ。

 ▽ニューカッスル 1892年創設。本拠地はイングランド北部ニューカッスル・アポン・タイン。1955年以降、国内タイトルとは無縁ながらリーグ優勝4回、FA杯優勝6回。18~21年には神戸の元日本代表FW武藤嘉紀が所属。チームカラーは白と黒。指揮官は英国人のエディ・ハウ監督(46)。ホームスタジアムはセント・ジェームズ・パーク(5万2405人収容)。

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