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山形、千葉下し4年ぶりのJ1昇格!今年も“下克上”決着

[ 2014年12月7日 17:20 ]

<千葉・山形>前半、ゴールを決め喜ぶ山形・山崎(左)

J1昇格プレーオフ決勝 山形1―0千葉

(12月7日 味スタ)
 J1昇格プレーオフは7日、東京・調布市の味の素スタジアムで決勝を行い、年間順位6位の山形が同3位の千葉を1―0で下して“下克上”を果たし、2011年以来4年ぶりのJ1昇格を決めた。3年連続のプレーオフ進出を果たした千葉は“3度目の正直”となるJ1昇格を逃し、来季はJ2で6年目のシーズンを迎えることになった。

 山形は前半37分、MF宮阪政樹(25)の左クロスをFW山崎雅人(33)が頭で決めて先制。年間順位で下位の山形は引き分けでも敗退が決まるため「勝利」が絶対条件だったが、11月30日に行われた4位・磐田との準決勝(ヤマハ)でGK山岸範宏(36)が後半ロスタイムに決勝ヘッドを決めたミラクル勝利に続いて、またもベテランの活躍で絶対条件をクリアした。

 今季就任した石崎信弘監督(56)は06年の柏、11年の札幌に続き、自身3度目のJ1昇格。導入3年目のJ1昇格プレーオフは、3年連続年間順位で下位のチームが決勝の勝者となる“下克上決着”となった。

 4年ぶりのJ1復帰を決めた山形は、13日に行われる天皇杯決勝(日産ス)で、00年の鹿島以来2チーム目の年間3冠を目指すJ1のG大阪とクラブ初タイトルを懸けて激突する。

 【過去のJ1昇格プレーオフ決勝】
12年=大分(6位)1―0千葉(5位)
13年=徳島(4位)2―0京都(3位)

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2014年12月7日のニュース