櫻井翔「ジャニーズ」消滅、廃業に「名前との決別は絶対に必要だろうなと」「他の選択肢はなかった」

[ 2023年10月2日 23:57 ]

ジャニーズ事務所
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 嵐の櫻井翔(41)が2日放送の日本テレビ「news zero」(月~木曜後11・00、金曜後11・30)にVTR出演し、同日に行われたジャニーズ事務所の会見について言及した。

 番組冒頭のニュースでこの日の会見を報じ、フリーアナウンサーの有働由美子から「櫻井さんは所属タレントでもありますけれど」と聞かれた櫻井は「自分にとっても大きなことがいくつも出てきた会見でした。2時間すべて見ていました」と語った。

 会見の中で東山社長はグループの名称について指摘されると、「本当にみんな、たくさんのファンの方に愛されてきた名前ですから、本人たちも凄く葛藤はあると思うんですね」と理解を示した上で「ただ、やはり変えていくということは聞いております」と説明。「本人たちも苦渋の決断をしたと思うんですが…そういう形になっていくと思います。すべて、ジャニーズとつくものはなくなります」と宣言した。

 「ジャニーズ」の完全消滅、廃業といったことが明言されたことについて櫻井は「何よりも被害者の方のことを考えれば、ジャニーズという名前との決別は絶対に必要だろうなと考えていました。そして20年以上所属している身ですので、会社を廃業するという、つぶしていくということのインパクトはありましたけれども、以前、再発防止チームが提言された『解体的な出直し』、加えて性加害は絶対に許さないということ、そのことを思えば廃業の他の選択肢はなかったかなという風に感じています」と厳しい表情で語った。

 この日の会見では、東山紀之氏、井ノ原快彦氏、CCOの山田将之弁護士、顧問弁護士の木目田裕氏が出席。従来の同事務所は「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に社名変更され、被害者救済や補償に特化。東山紀之を新社長、井ノ原快彦を副社長とするエージェント会社を1カ月以内に立ち上げ、新会社の社名については「ファンから公募する」とした。救済や補償の具体的時期、再発防止策などにも言及した。

 9月に行われた会見時には、櫻井は同番組のキャスターを務めるフリーアナウンサー有働由美子からインタビューされたVTRで出演し、自身の今後について問われ「自分自身は、ここジャニーズ事務所で自分のできることを精一杯尽くしていきたいと改めて強く感じています」と断言。強い覚悟と決意を口にしていた。

 日本テレビは今月14日に行われた10月期改編説明会で櫻井について「編成方針の変更の予定はございません。今後事務所の方と対応をしながら、対応をしっかり確認していきたい」とコメントしている。

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