八代英輝弁護士「ジャニーズの直系の遺伝子の残るような方々がトップだと…」設立されるとされる新会社に

[ 2023年10月2日 13:37 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(59)が2日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。この日、故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を巡り2度目の会見が行われることに関してコメントした。

 会見の主なポイントは(1)社名の変更(2)ジュリー氏が100%保有する株式について(3)ジャニー氏の性加害に遭った被害者の補償の具体的な説明(4)所属タレントとスタッフの今後(5)新会社の出資者(6)チーフ・コンプライアンス・オフィサーの人選の6点。

 社名とともに、ジュリー氏が株式を持ったままだと何も変わらないとの批判に対してや、被害者の補償の進捗(しんちょく)状況など、前回の会見では不十分だった点について、どこまで納得が得られる説明があるのか注目される。社内で法令または社会的ルールが順守されているかを厳しくチェックする役割のチーフ・コンプライアンス・オフィサーに誰が就くのかも重要になってくる。

 八代氏は「ジャニーズ事務所は、被害者の方々の補償と心のケアに専念する、いわゆる基金のような形、あるいは財団のような形に特化して、もう営利行為は行ないというのが1つの条件だと思う」と話した。そして、設立されるとされる新会社に関し「海外のメディアでは、ジャニーズの直系の遺伝子の残るような方々がトップとなってまた会社をつくることに対しては抵抗感を持っている人も多い」と指摘。その理由について「もちろんタレントさんたちを守る必要性はあるんですけども、受け皿となるというのが元のジャニーズの人々がやるべきことなのか、そして、この新会社にはコンプライアンスであったりガバナンスであったり、いろいろな経営要素というものを駆使しなければならない中、そういった教育を受けてこられなかった方がトップを務めることに対しての不安感、そういったものがあるのかなと感じています」と説明した。

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