東山紀之社長「90歳まで舞台に立ちたかった」夢を断念 今後は被害者救済専念「同じ表現者として応援を」

[ 2023年10月2日 15:49 ]

<ジャニーズ事務所会見>会見に臨む井ノ原快彦(左)と東山紀之(撮影・会津 智海)
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 ジャニーズ事務所が2日、故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を巡り、今後の会社運営についての会見を都内で行った。東山紀之新社長(57)は、被害者が出演できないよう「メディアへ圧力をかけていたのでは」と指摘されたことについて、自身が「90歳まで舞台に立ちたかった」と思いを明かした上で「同じ表現者として、さらに応援したい」と宣言した。

 この日の会見で、ジャニー元社長と決別し、新たな社名で再出発することを発表した東山社長。所属タレントをマネジメントする新会社を設立し、現在の所属タレントが新会社に移籍すると発表した。1962年の創業から61年にわたり掲げてきた「ジャニーズ」の看板に、この日幕を下ろすことを明言した。

 会見の中で、これまでジャニーズの競合となるグループを出演させないなどの“忖度”や、被害者がメディアに出られないように「圧力」をかけていたのでは…という指摘が、記者から寄せられた。

 東山社長は「圧力というか…同じ土俵に立ってる表現者、さらに応援したい」と主張。キャスティングについては「やはりファンの方が選ぶこと」と指摘し、「僕は夢としては90歳くらいまで舞台に立ちたいと思ってましたけ…」と、自身もタレント活動を続けたかったと本音を吐露。その上で、「やはり今、自分ができることを」と、自身の思いを打ち明けた。

 東山社長は9月7日に行われた会見の中で、新社長就任の発表とともに年内でのタレント業引退を発表。「今後は人生をかけてこの問題に取り組んでいく考えであります」と宣言していた。

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