東山紀之社長、合宿所にいながら「見て見ぬふり」だった過去を反省「触れてはいけない部分だった」

[ 2023年10月2日 16:02 ]

<ジャニーズ事務所会見>会見に臨む井ノ原快彦(左)と東山紀之(撮影・会津 智海)
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 ジャニーズ事務所が2日、故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を巡り、今後の会社運営についての会見を都内で行った。東山紀之新社長(57)は、性加害について報道などで知っていながら「触れてはいけない部分だった」として、見て見ぬふりを反省した。

 この日の会見で、ジャニー元社長と決別し、新たな社名で再出発することを発表した東山社長。所属タレントをマネジメントする新会社を設立し、現在の所属タレントが新会社に移籍すると発表した。1962年の創業から61年にわたり掲げてきた「ジャニーズ」の看板に、この日幕を下ろすことを明言した。

 会見の最後の質問を受け、東山社長は「さまざまなジュニアの子たちが被害を受けたということなので、僕は一人のタレントとして合宿所にはいましたが、そこは触れてはいけない部分みたいな、立ち入ってはいけないような感じがありました」と回顧。「見て見ぬふりと言われたら、その通りだ」と納得し「補償だけで済む問題ではない」と主張した。

 会見の中で東山社長は、ジャニー氏による性被害を知ったのは「16、17歳のとき」だといい、「喜多川氏の犯罪のことについては、新聞で読みました」と説明。「有罪というのが出て、その時も、世の中的にも、全然騒ぎにならず、これはどういうことなのかと」と、率直な思いを語った。

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