30年来のジャニーズファンのライター「とても心外」報道に怒り 約2分間主張、司会「ご質問は端的に」

[ 2023年10月2日 18:12 ]

<ジャニーズ事務所会見>会見に臨む井ノ原快彦(左)と東山紀之(撮影・会津 智海)
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 ジャニーズ事務所が2日、故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を巡り、今後の会社運営についての会見を都内で開催。所属タレントをマネジメントする新会社を設立すると発表した。

 東山紀之新社長は「事務所、現在のジャニーズ事務所、社名を変更します。マネジメント、育成業務からは完全に撤退いたします」とし、今月17日付で「スマイルアップ」という名称に変更すると報告。ジャニーズJr.の育成などを手掛けるジャニーズアイランドの社長で、元V6の井ノ原快彦が所属タレントのマネジメントなどを行う新会社の副社長になることが発表された。

 会見の終盤、「30年来のジャニーズファン」という女性記者にマイクが渡った。「報道の中で私たちファンも加害者みたいな言われ方をしているのはとても心外。ジャニーズのスターシステムは応援システム。ジュニアが成長するところを私たちファンが支える。その頑張りに対してデビューしていく。ジャニーさんが気に入った人が全部デビューしているわけではない。推測だけで書かれていて、性犯罪者である社長が作った事務所のメンバーを応援しているおまえたちも性加害を容認しているんじゃないかと言われることが大変心外で、そういうことをメディアが一斉に攻撃するのはいじめじゃないかと思っていて。そちらの方が人権侵害じゃないかと思っている」と約2分にわたって主張。

 そして、「CMのこととかでも…」と話し続けたところで司会者から「ご質問は端的にお願いします」とストップがかかり、この記者は「今後、ファンに対してどのように対応していくのか」と質問した。

 東山社長、井ノ原副社長は“ファンの声”に「ありがとうございます」と感謝した上で、東山社長は「まさに僕ら新しい体制というのはファンの方と一緒に作っていきたいと思っている。なのでエージェント契約という、それぞれのファンの人たちがタレントたちを支えていく。それを続けていくことしか信頼を築けない。その存在が一番大切。みなさんの期待に応えられるように体制を整えた」と話した。

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