「SMAPの権利ってどうなるの?」ジャニーズ事務所会見、SNSでファンの疑問広がる 「返して」の声も

[ 2023年10月2日 16:27 ]

<ジャニーズ事務所会見>新社名を発表する井ノ原快彦(左から2人目)と東山紀之(撮影・会津 智海)
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 故ジャニー喜多川元社長による性加害を認めたジャニーズ事務所が2日、今後の会社運営について都内で会見を開き、会社の新体制について発表した。

 会見には東山紀之社長(57)、ジャニーズJr.の育成などを手がける「ジャニーズアイランド」の井ノ原快彦社長(47)、弁護士の木目田裕氏、山田将之氏が出席した。同事務所の会見は先月7日以来。

 この日の会見では、現在のジャニーズ事務所は被害者の救済、補償を行う法人として、10月17日付で新社名を「SMILE-UP(スマイルアップ)」にすることを発表した。それとは別に、タレントに対してエージェント契約を行う会社を設立するとした。新会社の社長には東山、副社長には井ノ原がそれぞれ就く。

 タレントとはこれまでの“所属”ではなく、会社とそれぞれエージェント契約となる。東山は「個別に契約を結ぶエージェント会社といたします。この制度では、すべての会社に委ねたり縛られることなく、タレント自らが活動の方向性に応じて、自分自身で活躍の場を求めることになる」と説明。「彼らとエージェントを契約し、これまで培ったプロデュース機能やマネジメント機能を活用して、お互いの知恵を出しながら活動を最大限サポートしていきたい」と訴えた。若手タレントについては、所属の扱いになる。

 この会見が開かれると、SNSでは様々なファンの声が挙がった。その中でX(旧ツイッター)では「SMAPの権利」がトレンドワード入り。「SMAPの権利ってどうなるの?」というファンの心情が出た。

 SMAPは、伝説の男性アイドルグループで、1988年に中居正広、木村拓哉、草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾、森且行の6人で結成されたが、2016年12月31日に解散。現在、ジャニーズ事務所に残っているのは木村だけだ。

 そのため、SNSでは「SMAPの権利は返してください」「誰か聞いて!SMAPの権利」「SMAPの権利は、SMAP5人に返してあげてね」「よし、SMAPの権利クラファンに出そう」「SMAPの権利はSMAPに返すって言ってよ…」「今、ジャニーズ事務所が持っているSMAPの権利的な物はこれから誰が管理するのかな?」など、疑問や願望を込められた投稿が相次いでいた。

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