ジャニーズ新体制 総勢300人まとめる精神的支柱は? 木村拓哉ら後輩の面倒見のいい「BIG3」

[ 2023年10月2日 04:50 ]

ジャニーズ事務所
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 創業者である故ジャニー喜多川元社長の性加害問題に揺れるジャニーズ事務所がきょう2日午後2時から、都内で記者会見を開く。マネジメントなどを担当する新会社を立ち上げ、そこに所属タレントらが移籍することなどを発表する。新会社社長には東山紀之(57)、副社長には井ノ原快彦(47)が就任する。

 東山と井ノ原は今後、社長、副社長として会社の経営面を担うことに労力が割かれる。マネジメント会社にはジャニーズJr.を含めると総勢約300人のタレントが在籍する方向。その精神的な柱となるのは、木村拓哉(50)とTOKIOの国分太一(49)、KinKi Kidsの堂本光一(44)の3人とみられる。

 木村は主演を務めたフジテレビ「教場」やテレビ朝日「未来への10カウント」などで後輩と共演。プライベートでもSexy ZoneやKing&Princeのメンバーらと食事に行くなど、交流も盛んに行っている。テレビ局関係者は「最初、後輩は恐縮してしまうようですが、木村さんは面倒見がいい。フレンドリーなので、だんだん打ち解けていきます。自宅に行った後輩もいるようです」と明かした。

 国分も、フットサルや日本テレビ「ザ!鉄腕!DASH!!」を通じて後輩と交流。このほど、事務所のアーティストコミッティ委員長にも就任し、所属タレントの統括的立ち位置で、ケアおよびタレントと事務所スタッフをつなぐ役割を担っている。

 さらに木村は「フランクに話せる場をつくりたい」と国分と井ノ原に協力を仰ぎ、グループLINEを作成。多くの後輩が参加しており、すでに食事会も開催している。同関係者は「今まであまり関わることのなかったタレントの接点も生まれているようです。事務所全体の結びつきが強くなるのではないでしょうか」と話した。

 光一は近年「DREAM BOYS」など後輩たちが出演する舞台の演出を担当。ジャニーズJr.との交流も増え、若手から慕われている。出版関係者は「自身も主演舞台など多忙な中、自分が関わっていない舞台にも足を運んでアドバイスをしている。エンターテインメント分野でも後輩の指針になっていくのでは」と語った。
 創立から61年で直面した事務所の大分岐点。経営で支える東山・井ノ原、精神面で支える木村ら3人の両輪で乗り切るようだ。

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