テレ東 ジャニーズ会見「一定の前進あった」評価も…タレント起用は慎重「事実関係を確認して決めたい」

[ 2023年10月2日 19:14 ]

テレビ東京
Photo By スポニチ

 テレビ東京は2日、故ジャニー喜多川元社長による性加害を認め、ジャニーズ事務所が今後の会社運営について都内で会見を開いたことを受け、公式サイトでコメントを発表した。

 会見では、従来の同事務所は「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に社名変更され、被害者救済や補償に特化。東山紀之を新社長、井ノ原快彦を副社長とするエージェント会社を1カ月以内に立ち上げるとした。救済や補償の具体的時期、再発防止策などにも言及した。

 同局の石川一郎社長は、9月に開いた定例会見で、新規のタレント起用について「契約分には続けますけども、新規の契約は慎重に判断するということをお伝えした。そのスタンスは変わっていない。10月2日の会見を見て、今後の対応を考える」と話していた。

 会見を受け、同局は「経営ガバナンス強化や被害者救済の早期実施などを求めたテレビ東京ホールディングスの申し入れに沿った内容であり、解体的な出直しに向けて一定の前進はあったと受け止めています」と一部を評価した。

 一方で、「発表内容については不明確な事項が多いため、ジャニーズ事務所に事実関係を確認したうえで、今後の当社の方針を決めたいと考えています」とし、今後の起用について明確な言及は避けた。

以下、コメント全文。

ジャニーズ事務所の記者会見について

 ジャニーズ事務所は本日、記者会見を開き、ジャニー喜多川元社長による所属タレントらへの性加害問題について、経営ガバナンスの強化策や再発防止策、被害者への補償に対する考え方などを改めて発表しました。

 ジャニーズ事務所の発表内容は、経営ガバナンス強化や被害者救済の早期実施などを求めたテレビ東京ホールディングスの申し入れに沿った内容であり、解体的な出直しに向けて一定の前進はあったと受け止めています。ただ、発表内容については不明確な事項が多いため、ジャニーズ事務所に事実関係を確認したうえで、今後の当社の方針を決めたいと考えています。

以上

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年10月2日のニュース