ジャニーズ、新会社の社名は「ファンから公募」 東山紀之が社長、井ノ原快彦が副社長に就任

[ 2023年10月2日 14:22 ]

<ジャニーズ事務所会見>会見に臨む井ノ原快彦(左)と東山紀之(撮影・会津 智海)
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 ジャニーズ事務所が2日、故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を巡り、今後の会社運営についての会見を都内で行った。9月7日に行った会見で指摘された「社名の変更」について、東山紀之新社長(57)は社名を変更すると発表。所属タレントをマネジメントする新会社を設立すると説明した。東山が代表取締役社長、ジャニーズJr.の育成などを手掛けるジャニーズアイランドの社長で元V6の井ノ原快彦が副社長に就任するなど、詳細を説明。新会社の社名については「ファンから公募する」とした。

 東山社長は前回行われた9・7の会見で、「ジャニーズ事務所」の名称変更は行わず改革に取り組むと発表したが、この日の会見で「ジャニーズ事務所という社名を残すと申しましたが、それこそが、まさに私たちが内向き体制であったと批判されて当然のことだと感じていました」と、前回会見の反省点を吐露。「私どもは、そうした反省の上に本当に再出発というのはどういうものかを、それを考えてきました」とし「そこで、現在のジャニーズ事務所の現在のジャニーズ事務所、社名を変更します」と発表した。

 社名を変更した「SMILE-UP.(スマイルアップ)」では「マネジメント、育成業務からは完全に撤退いたします」と報告。新会社については、タレントと「エージェント契約とする」とし、社名についてはファンから公募。新会社については、「希望するタレント個人やグループが、設立する会社と個別に契約を結ぶ」とした。

 「完全に新しい会社」とし、タレントとはこれまでの“所属”ではなく、会社とそれぞれエージェント契約となる。東山は「個別に契約を結ぶエージェント会社といたします。この制度では、すべての会社に委ねたり縛られることなく、タレント自らが活動の方向性に応じて、自分自身で活躍の場を求めることになる」と説明。「彼らとエージェントを契約し、これまで培ったプロデュース機能やマネジメント機能を活用して、お互いの知恵を出しながら活動を最大限サポートしていきたい」と訴えた。若手タレントについては、所属の扱いになる。

 東山は「日本の大手芸能プロダクションで、これだけ多くのアーティストと契約するエージェント会社が立ち上がるのは初めての試みだと思います」も話し、「新会社と一緒にやりたいと意思確認できたメンバーからは、ファンクラブを通じてお知らせします」とも説明した。

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