ジャニーズ事務所 新会社設立でタレントとはエージェント契約に「タレント自らが活躍の場を」

[ 2023年10月2日 14:40 ]

<ジャニーズ事務所会見>会見に臨む井ノ原快彦(左)と東山紀之(撮影・会津 智海)
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 故ジャニー喜多川元社長による性加害を認めたジャニーズ事務所が2日、今後の会社運営について都内で会見を開き、会社の新体制について発表した。

 会見には東山紀之社長(57)、ジャニーズJr.の育成などを手がける「ジャニーズアイランド」の井ノ原快彦社長(47)、弁護士の木目田裕氏、山田将之氏が出席した。同事務所の会見は先月7日以来。

 この日の会見では、現在のジャニーズ事務所は被害者の救済、補償を行う法人として、10月17日付で新社名を「SMILE-UP(スマイルアップ)」にすることを発表した。それとは別に、タレントに対してエージェント契約を行う会社を設立するとした。新会社の社長には東山、副社長には井ノ原がそれぞれ就く。

 タレントとはこれまでの“所属”ではなく、会社とそれぞれエージェント契約となる。東山は「個別に契約を結ぶエージェント会社といたします。この制度では、すべての会社に委ねたり縛られることなく、タレント自らが活動の方向性に応じて、自分自身で活躍の場を求めることになる」と説明。「彼らとエージェントを契約し、これまで培ったプロデュース機能やマネジメント機能を活用して、お互いの知恵を出しながら活動を最大限サポートしていきたい」と訴えた。若手タレントについては、所属の扱いになる。

 東山は「日本の大手芸能プロダクションで、これだけ多くのアーティストと契約するエージェント会社が立ち上がるのは初めての試みだと思います」も話し、「新会社と一緒にやりたいと意思確認できたメンバーからは、ファンクラブを通じてお知らせします」とも説明した。

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