中田喜子　橋田寿賀子さんとの思い出を明かす　熱海に招かれバーベキューも「人が好きなのって」

女優の中田喜子
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　女優の中田喜子（69）が2日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）にゲスト出演。21年に他界した脚本家の橋田寿賀子さん（享年95）との思い出を明かした。

　橋田さん脚本のドラマ「渡る世間は鬼ばかり」シリーズなどに出演していた中田。橋田さんとの出会いは「24歳です。橋田先生の『道』というドラマに出た時に」と明かした。

　「あまりにも長いセリフなので、それまで朝ドラとかあたし、やっているんですけど、そんなにセリフで苦労した覚えないんですけど、本当に覚えられなくて」と中田。「あたし本当にバカになったなあと思っていたんですけどね。ですけど共演者みなさんそれぞれブツブツブツブツおっしゃってるから、皆さんこういう気持ちだったんだって思って。あんなに長いセリフをあんなスピードで皆さんが凄い速いテンポで話してたっていうのが、びっくりしました」と振り返った。

　その後、「渡る世間は鬼ばかり」に出演した際に「（橋田さんが）必ずシーズンが始まる前にご招待してくださるんですよ、熱海とか。一泊どまりとか、熱海のおうちでバーベキューやったりとか。でその時に橋田先生は、“私ね、人が好きなの”って。“だからみんながうちに来てくださるとうれしいのよ”って言って」との出来事もあったとした。

　当時の橋田さんとの2ショット写真や、同作のプロデュ―サー・石井ふく子氏の誕生日会での石井氏、橋田さんとの３ショットなども披露すると、「お店に凄い人数の方が集まったんですよ。コロナ前の話ですよ」「この次の年から橋田先生お具合が悪くなられた」と語った。

　「本当に橋田先生にも石井先生にもお世話になって。最後に残念だったのは橋田賞頂いた時に橋田先生がお亡くなりになった年で。何か橋田先生がそこにいらっしゃるような感覚がありました」「思い出をくださいましたね」と21年に橋田賞を受賞した際のことを回顧した。