中野雅至神戸学院大教授 ジャニーズ2度目会見「実態を何で解明しないのか」白波瀬傑氏の会見不在を疑問視

[ 2023年10月2日 17:12 ]

中野雅至氏

 厚生労働省の元官僚で神戸学院大教授の中野雅至氏(59)が2日、コメンテーターを務めるMBSテレビの情報・報道番組「よんチャンTV」(月~金後3・40)に出演。同日、都内で行われたジャニーズ事務所の会見に言及した。

 会見で東山紀之社長(57)は従来のジャニーズ事務所を「今も苦しんでいる方への補償業務のみを行っていくこととします」とし、社名を「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更することを発表した。

 また、所属タレントをマネジメントする新会社を設立することも発表。新会社については、タレントと「エージェント契約とする」とし、会社名は公募する。

 中野氏は「僕は結構、誠実な会見やと思いました。被害者救済も具体的に言ってるし、決別ってのも言ってる」と会見自体を評価した。

 その上で「ただ、一般市民として何でこの問題、納得できへんのかなって思うと、最後“シラハセ”って名前出てきたでしょ?事実を知ってる人がまったく何も言わないのが我々、非常にフラストレーションがたまる」と19年から副社長を務めていた白波瀬傑氏が2度の会見に参加しなかったことに言及した。

 中野氏は「噂レベルで知ってるとか、最高裁判決も出てる、暴露本も出てるのに、ジャニー喜多川の実態がどうだったのか、史上まれに見る犯罪の実態がどうったのか、誰にも分からないまんま。総括しないまんま。新会社がどうとかって皆なかなか納得できないですよ」とし「例えば死んだ人でも罪に問えるというのであれば、白波瀬って人間を記者会見でもなければ警察でも呼んでこればいい」ときっぱり。

 続けて「この実態を話さない限りは何が起こってたのか分からないから、それを全部飛ばした上で新会社と言われても、東山さんが悪いとか、井ノ原さんが悪いとかでなく、僕はむしろ被害者やと思うんですよ。(東山はタレント業を)廃業までするわけやから。タレントが悪いのでなく、実態を何で解明しないのか、そこが非常に疑問。すごくモヤモヤしますね」と当時の幹部であった白波瀬氏が説明責任を果たさない限り、実態解明にはならないと厳しく批判した。

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