ジャニーズ事務所 今後は被害者補償に特化、新社名は「スマイルアップ」

[ 2023年10月2日 14:13 ]

<ジャニーズ事務所会見>新社名を発表する井ノ原快彦(左から2人目)と東山紀之(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 故ジャニー喜多川元社長による性加害を認めたジャニーズ事務所が2日、今後の会社運営について都内で会見を開き、被害者救済、補償について発表した。

 会見には東山紀之社長(57)、ジャニーズJr.の育成などを手がける「ジャニーズアイランド」の井ノ原快彦社長(47)、弁護士の木目田裕氏、山田将之氏が出席した。同事務所の会見は先月7日以来。

 東山社長は従来のジャニーズ事務所を「今も苦しんでいる方への補償業務のみを行っていくこととします」と説明し、社名を「スマイルアップ」とすることも発表した。

 補償について、前回の会見では東山社長が「今回は法を超えて救済、補償というのが必要だなと思っている」と述べ、「夢や希望を握りつぶされた彼らと、夢をあきらめた僕と、しっかり対話することがいいのかなと思っています」と、自身の芸能生活と引き換えにする覚悟を示した。また「時間を区切るということはないので、長い道のりになるという覚悟を持っています」と、無期限で救済に当たることを約束した。一方で、具体的な救済策や補償についての説明が求められていた。

 被害者救済については、裁判官経験のある弁護士3人による「被害者救済委員会」を作り、先月15日に開設した補償受付窓口で被害者の申請を開始していた。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年10月2日のニュース