大沢たかお 俳優「辞めるつもりだった」かつて休業したワケ 「家庭や子供がいないからそういう選択が…」

[ 2023年9月24日 17:18 ]

大沢たかお
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 俳優・大沢たかお(55)が24日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。俳優・玉木宏(43)、映画プロデューサーの松橋真三氏(54)と対談した。

 29日公開の主演映画「沈黙の艦隊」(監督吉野耕平)では、松橋氏とともにプロデュースも務めた。同作はかわぐちかいじ氏原作で、1996年まで「週刊モーニング」で連載。原子力潜水艦の艦長・海江田四郎(大沢)が、乗員を伴って逃亡し、予測の付かない行動で世界を混乱に陥れる軍事サスペンスで実写化不可能とも言われていたが、満を持しての実写化となった。

 これまでの人生を振り返り、「もともと映画少年だったけど、見るものだと思ってて。学生になって、たまたまスカウトでファッションモデルになって。とりあえずファッションでって思ったけど、なんかそれも嫌になってやめちゃって。無職してる間に、ファッションモデル時代のマネジャーさんが何もしてないなら、俳優とかやってみるのはこれからの時代ありかもよって」と俳優に転身するきっかけを明かした。

 「それも芝居が楽しかったわけじゃなくて、作品見ると一つのドラマになってて、すごい面白いなって。そっから気づいたら30年みたいな感じだった。出てみませんかって言われるのが嬉しくて、なんとか自分が応えたいって思ってるだけ」と夢中のままに過ごしてきたという。

 かつて一時休業していたことがあり、その理由を聞かれて「お客さんを喜ばせられないって思っちゃうとダメなんですよね。だったらやらない方がいいと思って。中途半端にやるなら、やんないで穴の中でも入ってる方がいいってただ思っちゃう。休養っていうか、辞めるつもりだったんですよね。ただ、不思議なもので1、2年すると、ポンって連絡が来て。(松橋氏がプロデューサーの一人だった)『キングダム』っていう作品があるですよ…とか。こんだけ難易度高いものなら、最後これを一つ花道にして、けじめつけられるかなって思って、やってるのを繰り返してる感じなんですよ」と述べた。

 「だけど、僕はたまたま家庭や子供がいないからそういう選択ができる。自分が食べさせなきゃいけないってなったらちょっと違うタイプになってたかもしれないけど。そこはわがままにやってこれちゃったんで…」と率直な思いを語った。

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