HEY!たくちゃん 自身のラーメン店が火災被害で絶望も「ラーメンを作れる環境に何とかしたい」

[ 2023年9月24日 15:07 ]

HEY!たくちゃん(09年撮影)
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 有名人の「あごマネ」で知られるお笑いタレントのHEY!たくちゃん(42)が、24日放送のABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に出演し、自身が店長を務めるラーメン店が入る東京・渋谷の雑居ビルの火災の被害について語った。

 22日午後1時過ぎ、渋谷区宇田川町の渋谷センター街にある5階建てビルの1階のラーメン店から出火。このビルの5階には、たくちゃんの店舗「鬼そば藤谷」が入居している。

 番組では、火災の翌日に現場を取材した。店内は電気の線が切れ、電球も破裂。燃えた部分を触っただけで、すすが落ちるような状態だった。たくちゃんは「天井がボコボコ言い出して、奥を見たら上の方に見えてきて、サイレンがばーっと鳴ってて、上を見たら、全力で火がばーっとなってて、もうダメだなと思って逃げました」と、火災当時の様子を説明した。

 火は1階からダクトを通じて、たくちゃんの店舗まで燃え広がったという。燃えた店内を案内しながら、「この感じとか見ちゃうと結構、恐怖ですね」と振り返った。

 今月末に12周年を迎える予定だったが、火災の影響で照明も付かない状態で、店は休業中。燃えた部分も交換などで数カ月、かかる見通しという。営業再開は「メドが立たないですね。再開がどれくらいになりますとか言えないんですけども、ここでやれるのか?やれないのかというのも分からないというか」と、絶望感を口にした。

 芸人とラーメン職人の二足のわらじで奮闘してきた、たくちゃん。「自分が積み上げてきてものが全部、燃えていっている。もうダメなのかなって思っちゃう。結構、折れちゃってて、気持ちが。正直、初めてですね。こんな折れるの」と本音を漏らした。

 それでも「自分に今、求められているものというか、役に立てるというか、やっぱりラーメンなんですよ」と、ラーメン愛も口にした。「一番大切なのは、従業員なので。仲間とか後ろにいるスタッフとか、そういうものを積み上げていくのが、実は一番大事なんです。それが途絶えないように、どうしていくかをしっかり気持ちを強く持っていかないとダメだなと思う。ラーメンを作れる環境に、何とかしたい」。従業員や支えてくれる人たちのためにも、必死に前を向いていた。

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