落合博満氏 オリックスのリーグ3連覇を分析「時代にマッチしている戦力の使い方なんだろうと思う」

[ 2023年9月24日 10:18 ]

落合博満氏
Photo By スポニチ

 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が24日、TBS「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。オリックスが20日のロッテ戦を6―2で制し、3年連続15度目のリーグ優勝を果たしたことについてコメントした。

 オリックスは、14日に一足早くセ・リーグ優勝を決めていた阪神に続いて頂点に立ち、1964年の阪神、南海以来59年ぶりの関西2球団によるセパ制覇を達成した。パ3連覇以上は5連覇した94年西武以来8度目で、球団では4連覇した78年以来3度目。オリックスでは初となった。中嶋聡監督は有観客の本拠地で、5度、宙に舞った。

 落合氏は「ピッチャー陣がよかったということでしょう」としたうえで、「時代にマッチしている戦力の使い方なんだろうと思う。昭和の時代っていうのは、メンバーを固定して戦って、そして強くしていったっていう時代。ほとんどのメンバーが固定されてるっていうような野球。中嶋監督の野球っていうのは、130試合で123通りのオーダーを組んでいくっていうような、その時々にいい選手を使っていくという使い方。普通だったら落ち着かないんですよ。でもこのチームに関して言うと、それが当たり前のような形の戦い方になっているんで、レギュラークラスでも調子が悪ければ、フォームに落とされて調整してまた戻ってこいというような野球のやり方。それが合ってるんじゃないのかなと思う」と解説した。

 司会の関口宏が「それは、いわゆる中嶋流なんですか?」と聞くと、「だと思います。だからセ・リーグでそれをやってるチームで勝ってるところはないでしょ?日替わりでメンバー変えてね」と答えていた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年9月24日のニュース