博多大吉 若手時代の今では考えられない苦行 たった1人での2カ月のインドの旅「ノーカメラです」

[ 2023年9月24日 15:50 ]

「博多華丸・大吉」の博多大吉
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多大吉(52)が23日、TBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)に出演。今では考えられない若手時代の苦行を明かす場面があった。

 若手時代、レギュラー出演していた番組で、リニューアルに際して、1年間のアメリカ留学の企画が持ち上がり、生放送で留学を宣言するも、その直後に番組は打ち切りに。アメリカ行きもなくなり、生放送で宣言した手前、約1年間の自宅待機に。そんな中でも「時間だけはあった」と大吉。「それまではネタ書いてなかったんですけど、華丸さんを1視聴者として傍から見て、後輩とかともテレビに出ていたんですけど、あまり華丸の良さが出てなかった。“もうちょっと華丸の良さがでるのがあるのにな”と思って、何となく漫才を書き始めたんです」と明かした。

 「たぶんこのままフェイドアウトだろうから、辞めるときに華丸にあげよう、と思って、誰か新コンビで作ったら?みたいなぐらいになった」という。それでも、「いろいろなことがあって、華丸大吉の下にいた僕が休みになってテレビに出だした若手たちがみんな一斉に東京に行っちゃったんですよ。現実的にテレビに出せるやつがいなくなったので、呼び戻されたんです。4月から復帰する方向で話していいか、って」と苦笑。「私のアメリカの件は?」という疑問をぶつけたといい、「今からでも行け!って言われて。ちょっと海外に長いこといたという事実だけ作ろう、って。当時(会社が)20万円までなら出せると。僕が10万円あったので、30万円で2カ月行けるところを探したら、インドだったんですよ」と話した。

 驚きの展開に、スタジオの共演者からは悲鳴も。大吉は「“1人でインド行ってこい!”って言われて、ノーカメラです。ニューデリーから一周したんです。“アメリカではなく、諸事情があってインドで修行してました”って」とまさかの苦行を明かした。

 それでも、「結果論ですけど、インド行って変われたんですよ。引っ込み思案だったんです、芸人として。インドを1人で一周した時に“じっとしてても何にもなんねぇや。人間ってもうちょっと欲出していいんだな”と。インド人の皆さんを見て(思った)。ちょっとは前に出ていいのかなって」と振り返った。

 さらに「華丸のために書いていたネタを4月にやることになって、そのネタがめちゃめちゃウケたんですよ。だから、“ああ、イケる!”って感じにはなりましたね。そこから前に出るようになりました、多少は」と話した。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年9月24日のニュース