天海祐希 あの大女優と演技めぐり大激論「台本にねえんだけど…と思いながら」「すごい人はすごい」

[ 2023年6月5日 20:18 ]

天海祐希
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 女優の天海祐希(55)が、5日放送のテレビ朝日系「帰れマンデー見っけ隊!!」(月曜後7・00)に出演し、大女優と演技をめぐって激論を交わした思い出を語った。

 すごろく方式で路線バスの旅をしながら、飲食店を探す「バスサンド」に出演。静岡県裾野市を「サンドウィッチマン」、「Perfume」かしゆか、人気ドラマ「緊急取調室」シリーズで天海と共演する俳優・鈴木浩介と歩き回った。

 撮影での思い出を聞かれると、天海より先に鈴木が「緊急取調室」での一幕を挙げた。「天海さんと桃井さんの2人のやり合いのところがあるんですけど、それは役者全員、見てました。台本も2人で話し合ってた」。現場で、俳優たち全員が注目するような撮影シーンがあったという。

 2021年に放送されたシーズン4での一幕で、取調班の刑事を演じる天海が、元活動家の女を演じた桃井と、取調室でやり合うという緊迫のシーンだった。天海は「やりたいことをやるために、どうしようかという話をするんですね。“桃井さんはこうしたいんですよね?じゃあこうしましょうか?こうしましょうか?こういう形にもできますよ”ということを全部やってみて、(桃井が)“あ…これ正解!”って」と振り返った。

 やりとりをさらに緊迫感あるものにするために、桃井からはある提案をされたという。天海は「桃井さんは、“私、水かけるから”って。“水か、台本にねえんだけど…”と思いながら(笑い)」。しかし、桃井からのリクエストに、天海は「分かりました。もちろんです、もちろんです、どうぞ」と応じ、リハーサルがスタートした。

 しかし、「リハーサルをやっているうちに水の量が増えて、最終的にガバー!って」。かなりの量の水をかけられたというが、「思い切りいってくれたんで。私も思い切り(いった)。とても楽しい思いをさせてもらいました」とむしろ感謝を口にした。大先輩と演技で向き合った天海は、「すごい人はすごいですよ」と、桃井のすごみをあらためて絶賛していた。

 2人の演技を目の前で見ていた鈴木も、「なかなか見られないですからね。『キントリ』、キャスティングされて良かった」と興奮気味だった。

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