ガーシー容疑者逮捕　逮捕状から2カ月以上帰国せず量刑に影響も…弁護士「逃亡と同じ」

日本テレビ社屋
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　元検事で弁護士の亀井正貴氏が5日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜後1・55）に生出演し、インターネットの動画投稿サイトで俳優の綾野剛（41）らを脅迫したなどとして、警視庁が暴力行為法違反（常習的脅迫）などの疑いで4日に逮捕された元参院議員のガーシー（本名・東谷義和）容疑者（51）＝住所不詳＝の今後について法的な視点から解説した。

　ガーシー容疑者は4日、滞在先のアラブ首長国連邦（UAE）ドバイ発の航空機で帰国。成田空港で逮捕された。3月に逮捕状が出て、外務省からパスポート返納命令を受けた後も帰国していなかったことについて、亀井氏は「心象は悪いですね。逃亡しているのと同じですから。反省もしていないということでもありますし、悪い情状として評価されると思います」と厳しい見方を示した。

　今後は常習性の立証がポイントになる。亀井氏は「常習性というのは犯罪を何度もやるということ」と説明。ガーシー容疑者は動画制作者らとともにYouTube動画を制作、配信し、脅迫によって収益を得ていた疑いもある。亀井氏は「組織としてやっていくわけだから、継続性はあるし、経済目的であれば、ずっと継続していかなければならないということになると思います」と見解を語った。